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2020.10.25

1988年8ミリ映画大作「雷魚」+「雷魚 白鳥編」(初デジタル化) 平野勝之トーク付き配信!!

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〇「雷魚」1988年 8ミリ カラー約120分
     制作 シネマヴァリエテ
     出演 杉山正弘 小口容子
        鈴木豊 河野孝枝 他
     制作進行 小口詩子
     音楽 鈴木豊
     監督 撮影 平野勝之 

〇「雷魚 白鳥編」1988年 8ミリカラー31分
        制作 シネマヴァリエテ
        出演 一瀬直子 稲垣宏行
           杉山正弘 小口容子
           他
       監督 撮影 平野勝之

前回、好評だった8ミリ大作「愛の街角2丁目3番地」の配信に続き、80年代8ミリ映画のもう一つの代表作、「愛の街角~」の次に制作された「雷魚」の配信となります。
今回は、特別に今までたった1回のみ上映されただけの特別編「雷魚 白鳥編」も公開します。もちろん前回同様、両作とも平野本人がコメンタリーで解説をしながらの配信となります。

〇「雷魚」
あるアイドルオタクの男(杉山正弘)が怪魚を拾い自宅で育てはじめる。それと同時に、家出してきた女性(小口容子)とひょんな事から同棲する事になり、二人の軋轢が激しさを増し、怪魚が大きくなるにつれ杉山の狂気が増長していく、というホラーテイストの劇映画です。
80年代の終わり、地方都市の閉塞感に危機感を感じて作ったものです。
前作の「愛の街角~」とは違い、暗く、ダークな側面を描いた映画です。
また、今までの中では劇映画色が一番強いのですが、「愛の街角~」とはまた違った意味で破綻を見せます。

〇「雷魚 白鳥編」
今回、ほぼ初公開となるフィルムです。
正確には一度だけ30年ほど前にどこかで上映しているはずです。以降、約30年眠っていたフィルムです。「雷魚」は「愛の街角~」と違い、かなりの量のエピソード、またNGが存在していて「雷魚」でクレジットされてはいるものの、丸ごとカットされたエピソードや登場人物があり、それらをまとめたものが、このフィルムになります。
今回、発掘されたので30年ぶりに映写してみました。途中までは、これはやっぱ見せられないなぁと思いましたが、ラスト周辺が凄くて気が変わりました。
当時、撮影したのも完全に忘れていますが、30年ぶりに見て自分で自分に感動してしまいました(笑)これは見せておいた方がいいな、と思ったので公開に踏み切りました。配信のため、初デジタル化したものです。
年月を経て劣化しているため、やや不鮮明で見づらい画面かもしれませんが、そこは解説でフォローしたく思います。ご了承ください